【バンコク時事】「美白」効果をうたった美容サプリメントの宣伝のためタイの
美容商品販売会社が動画投稿サイトなどに掲載したコマーシャル(CM)動画をめぐり、
「人種差別的」と批判が殺到、同社は8日、謝罪とCMの撤回に追い込まれた。
問題の動画は、タイの著名女優が登場。「自己管理をやめてしまったら、
これまで投資してきた美白は失われてしまう」と語る独白とともに肌が次第に
黒くなっていき、「白ければ勝者」のせりふで締めくくる内容となっている。
タイでは美白願望が強く、美白商品の人気が高いといわれるが、この動画に対し、
インターネット上では「許し難く人種差別的なCM」と非難が相次いだ。
批判の高まりを受け、販売会社「ソウル・シークレット」は声明を出し、
「差別的あるいは人種差別的なメッセージを伝える意図は一切なかった」と釈明。
「心から謝罪を表明したい」と動画を削除したことを明らかにした。(2016/01/08-21:14)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2016010800884&j4
欧米では夏は日に焼けていることがステータスになる。